【縁頭】平埜信親作 ”牡丹図” 売約済

0705

幕末の水戸金工は多くの美術性の高い巨匠を多く輩出しており、この作品もとても上品な大名道具と云えよう。 平野信親は藤田元親の門人である。 さらっとした赤銅石目地にモリモリの牡丹花が圧巻で周りの葉は盛り上がる様に茎元を下げて […]

【縁頭】大森秀知(花押)”芦蟹図”

0704

大森秀知は江戸時代末期の仙台の出身で大森英秀の門人、一玉堂英知の子で父の没後に二代英知を襲名したが、まもなく秀知と改める。その後多く門人を輩出した良工であり、江戸両国に住した。 作風は大森式で上品且つ、大胆に下絵を練り丁 […]

【小柄】元春 ”於福図”

0703

上質な漆黒の赤銅地に手入れの行き届いた髪、ふっくらとした銀の顔、妖艶に立ち振る舞う姿は色気があり、一般的な現在のお多福、お福、おかめ等の御面のイメージとは少し趣が異なって感じれる。また裏面の桜の花弁散る模様に笹の葉と鴨の […]

【目貫】無銘

0702

縦三センチ程度の極小の金具という硬質なキャンバスに銀、金象嵌や色絵を施し、また人物の着ている衣の一枚一枚を丁寧に彫り上げ、バランスの良い肉付きで表現されたこの作品の様な美術工芸品を見ると、つくづく我国の昔の職人の技術に驚 […]

【鍔】無銘(会津正阿弥)”竹虎図”

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極上の赤銅魚子地に凛とした竹の元で毛づくろいをする虎の姿に荒れ狂う風を強弱の片切彫で表現し、静と動を表し、まるで動乱の時代を悠々と生き抜く剛虎の様であり、武士道精神を腰元の命や御家を守る道具に表現した刀装具文化は現代では […]

【鍔】和田一真門 安達幽斎真早(花押)

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安達幽斎は備前国河辺村で守谷宮五郎の子として生まれ、十七歳で京都に出て和田一真の門人となる。三十二歳から師の雅号の幽斎を継承して、天保年間に真速と改名した。真早とも銘を切る。 明治維新後は鷹ヶ峰に児童画教習所を作り、友禅 […]

【鍔】平戸住国重 ”雲龍図”  売約済

0693

肥前平戸に住した国重は当時の南蛮文化の影響を受け、外来文化と日本美意識との融合した作品を残している。 この作品は入念作であり、切羽台や耳にかけて力強い彫口で雲を、繊細な鏨使いで地に小波を隙間なく施し、宝珠を掴まんと勇まし […]