【脇指】薩陽士奥元安 享和三亥二月

0692

薩摩元直三子にして、大和守元平の弟で作品稀な奥元安の豪壮な大切先脇指である。 比較的元安の作品はこのように大切先で豪壮な造り込み、荒沸微塵に付き、輝き明るく冴え、薩摩の芋蔓と云われている強い金筋が所々表れ、地鉄も美しく詰 […]

【刀】播磨守藤原輝広作

0690

福島正則と共に芸州へ渡り、その後一派を成した播磨守輝広の作品で、寛文頃の三代晩年か、四代若年の作品である。 刃文匂口明るく締り、美しく輝く小沸が微塵に付き、特に杢目交じりの地景を交えた純然たる地金は黒く澄んでいてネットリ […]

【刀】備中国水田住大与五国重

0689

江戸時代当時より、相州伝、荒沸出来の豪快な作風がとても人気がある、備中国水田国重一派の代表工であり、出来の良さから当時、銘を消されて正宗や郷義弘として悪用される程の沸の力強さと明るさ、地景や地沸が美しく、その反面現存して […]

【脇指】肥前国住人忠吉作

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新刀最上作にて最上大業物として古来より有名で江戸時代初期より肥前刀の名を高からしめた頭領の初代忠吉の珍しい寸延び短刀である。 慶長期の秀岸銘五字忠吉では桃山時代を表した豪壮且つ華やかな作品が多く、慶長末期から元和期には様 […]

【鍔】無銘(正阿弥)”市女笠透”

0684

中々に堂々とした大作で、この鍔を装着する刀剣は如何にも豪壮な一振りであったであろう、正阿弥と極まった状態の良い美しい鍔である。 網代で編まれた傘はとても立体的で、紐の表現もとても丁寧な仕事であり、見れば見る程、出来の良い […]

【鍔】無銘(野村派)”駒曳猿図” 売約済

0680

日本美術工芸の粋であり、平和な時代であった江戸時代に装飾としての鍔の華を存分に発揮された極上の献上鍔である。 野村派は初代を後藤顕乗門にて学び江戸時代末期に至るまで作品を残している。献上鍔としてこれまでに無い程のボリュー […]

【鍔】鯉魚図鍔 無銘(甚吾)”売約済”

0679

得意の焼手腐らしがとても美しく、鉄鎚目地もゴツゴツして味わい深く、水草を頬張るふっくらとした頬、切羽台と鯉の顔の輪郭をハッキリと彫分け、毛彫りは力強く、さりげなく尾鰭や背鰭の銀布目象嵌がうっすらと浮かび上がり、全体的に非 […]