【鍔】正阿弥一光 ”粟穂に泊舟図”

0626

0626-1鉄地に金、赤銅象嵌を駆使し、一見して直ぐ、会津正阿弥の上手の作と判断出来る。 この鍔は会津正阿弥派を代表する作者であり、陸奥国岩代住で江戸中期に活躍した、正阿弥一光の作品であり、圧巻の一品である。 鉄を盛り上げた穂の根の部分から、壮大、優雅に上下左右に広がる赤銅象嵌の葉は躍動的で美しく、粟穂の粒は大きくぷっくらと福福しく、普段より厚手の金を据えている点も入念、贅沢であり、また裏面の地から盛り上がった山々は霞掛かって描写的で、図案の下絵の構図の美しさを卓越した技量で金工表現した作品である。 また赤銅覆輪で鍔を一層引き締めており、素晴らしい。

大きさ:(縦)8,2cm (横)8,0cm (重ね)0,49(切羽台)

附:保存刀装具鑑定書 正阿弥一光

価格 25万円