【鍔】無銘(後代肥後)”猛禽図”

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肥後金工派の中でも奇才と云われる天才初代甚五の猛禽図の鍔はある意味頂点とも云え、刀装具文化を代表する名品に数えられる。この作品も全く違う作域ではあるが、多様性という観点からはとても面白い鍔とも云える。

特徴的な櫃穴の形状は志水家の特徴ともいえ、鍔全体の景観を損なわず、木の上から得物を狙う猛禽はとても細かく描写されており、生き生きとしてよく、一見して分かり辛いが、魚子地とは違い、一つ一つに菊花のように見える特徴的な地は感嘆するほどの作業で、表裏数百個彫り込んだ時間と手間は恐ろしく、入念作といえる。 極めが後代肥後とは少し稚拙である。

大きさ:(縦)6,5cm(横)6,14cm(重ね)0,45cm

附:保存刀装具鑑定書 無銘 後代肥後 Hozon cartificated Mumei Later Higo

価格:17万円  Price: 170,000 JPY