平な鍔な為、写真撮影が難しくこの作品の美しさの半分も御伝え出来ないですが、とても味わい深い鍔である。古金工のそれとはまた違い、肥後の美意識は自然ではあるが、完璧に計算されつくした設計と仕事ぶりであり、素晴らしい
特徴的な櫃穴の形状は作品の奥行を創造し、圧倒的に引き込まれる地鉄の深さ、回りの銀槌目地象嵌がまた作品を引き締め、案外手に取ると薄手で軽く、存在感はとても控えめであり、落し箱に鍔を配置すると重量と薄さを忘れる程、強く引き込まれる世界観はやはり圧巻である。
大きさ:(縦)8,38cm(横)8,2cm(重ね)0,3cm
附:特別保存刀装具鑑定書 無銘 伝平田 Mumei Den Hirata
価格 ”売約” 致しました。 米国 御人 有難う御座います。