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【短刀】皇太子殿下御誕生記念 月山貞勝謹作

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現在の上皇様 御陛下の誕生記念に作成された月山貞勝の短刀である。綾杉伝が良く表れた地鉄に上品な直刃が鎌倉時代の大和伝を彷彿とさせており、また保存状態の良い共箱入りと製作当時の状態を保ち、大事に先祖代々伝わってきた作品である。

長さ:25cm 元幅2,6cm 先幅1,85cm 重ね0,7cm

銘:(表)皇太子殿下 御誕生記念(裏)昭和八年十二月吉日 月山貞勝謹作 花押

附:箱書共箱入り、白鞘入 保存刀剣鑑定書

価格:110万円

【短刀】三笠秀明 藤田佩 ”売約済”

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所謂、三笠刀と呼ばれる作品で作者は堀井秀明刀匠、彫物は”皇国興廃在此一戦”とあり、刃文直刃で地鉄の肌美しく、戦艦三笠の余鉄を以て作刀された、今となっては非常に貴重で、歴史ファンのみならず、海外にも愛好家が多い。

更に貴重なのが、保存状態が非常によい、鮫皮着鞘海軍短剣拵えが付属する事と、この作品の旧所有者が藤田怡与蔵であった事である。 最終階級は大日本帝国海軍少将であり、様々な歴史的戦いを生き抜いた歴史偉人であり、頗る貴重な歴史資料である。

長さ:22,9cm 元幅2,1cm 重ね0,6cm

附:鮫皮着鞘海軍短剣拵付、白鞘入り

価格 ”売約” 致しました。 いつも有難う御座います。

【鍔】無銘 ”羅生門図”

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まず形よく大振りな赤銅透の鍔である点が良く、また今となっては若い女性の間で知らない人がいない程、有名になった名物 童子切安綱の国宝の由来である、源頼光の大江山酒呑童子退治図である。

武士と鬼は双方睨み合って迫力があり、また細部に目をやっても細かい仕事が施されており、刀装具として、また手のひらの美術品として、物語や歴史、文化を現代に伝える作品である。

大きさ:(縦)8,32cm(横)8,25cm(重ね)0,5cm

価格:35万円 Price: 350,000 JPY

【鍔】山科住定義作 ”双龍南蛮模様図” 売約済

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0834-1これまた非常な珍品で現存する資料が少ない為、今後の研究を待つ作品であるが、一見して長崎の平戸住国重の作風で鎖国されていた江戸時代に南蛮文化が開き、刀装具にも多く残した南蛮作品ではあるが、東海道の終点である当店近くの三条大橋や京の東玄関、粟田口の峠を越えた先が山科であり、平戸国重が京に上ってきた際に山科金工の定義に技術を伝えたのであろうか。しかし常人が出来る仕事では無く、類稀な名工の技術が無いと創作出来ない手の込んだ作品な為、平戸国重が山科に住し名前を変えたのか、今後の研究に期待したい作品である。

細部に至るまで非常に細かい仕事で素銅の色は常よりより深い茶色で、裏面の”I97”の文字が表している事が一体何なのか、見れば見る程、想像を掻き立て、ワクワクする作品である。

大きさ:(縦)6,76cm(横)6,03cm(重ね)0,39cm

附:特別保存刀装具鑑定書 山科住定義作 Tokubetsu Hozon paper Yamashina Sadayoshi

価格 ”売約” 致しました。 京都市 御人 有難う御座います。

【鍔】無銘(伝光忠)”蔓草図”

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於多福木瓜形の独特な形状により、時代の漆が時代経過により部分的に表面に残り、より一層の深淵な美が創造されており、刀装具の美として格調高い。 桃山期は特に日本美術のルネッサンスとも云え、刀装具でもその時代の風を感じられ、後の大家、埋忠明壽に通じて花開いた。

大きさ:’(縦)7,73cm(横)7,35cm(重ね)0,3cm

附:特別保存刀装具鑑定書 無銘 伝光忠 Tokubetsu Hozon paper Den Mitsutada

価格:30万円 Price: 300,000 JPY

【鍔】無銘(林重光)”四方蕨手透”

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これまた写真では御伝え出来ない程の鉄味の深さ、肥後林家から神吉にかけてこういった力作は存在し、愛好家も多い。

一見単純そうに見える鉄鍔は多く存在するが、名工として古来より誉高い理由は細部の意匠と仕事の良さであり、この作品も拡大ルーペで確認すると、蕨手の先は尖り、鏨で丁寧に透かしたが所以に丸みを帯びる肉付きの透かしの線の柔らかさは流石であり、単調が故に難しく奥深く、やはり茶道具精神のように奥深い文化を残す肥後金工の名品である。

大きさ:(縦)7,82cm(横)7,48cm(重ね)0,58cm

附:特別保存刀装具鑑定書 無銘 林重光 Tokubetsu Hozon Mumei Hayashi Shigemitsu

価格:38万円  Price: 380,000 JPY

【刀】大和大掾藤原正則 寛永元年八月吉日

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身幅豪壮、大切先の体配は正に慶長新刀の姿そのものであり、また長物が少ないと云われる大和大掾正則の刀である。 大和大掾正則は一説には山城三条吉則の末裔で、本国は丹後国宮津、越前福居に移り、松平秀康の嫡子、忠直の御抱工となる。

越前彫を施した初代康継の作風に良く似ており、この作品も豪壮な慶長体配に樋を掻き通し時代典型の姿で、更に貴重なのが、正則の年期がある作品が、慶長十三年、元和二年、慶安四年とこの寛永元年であり、名工の年期入りの貴重な作品である。

長さ:69,8cm 二尺三寸 元幅3,2cm 先幅2,5cm 重ね0,75cm

附:保存刀剣鑑定書 白鞘入り 薫山鞘書

価格:70万円

【鍔】正五位加茂保廣(花押)”擬宝珠欄干風景図”

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0802-1この義経弁慶伝説で有名な京五条大橋から北の山を眺める風景図はとても京都らしい作品である。北東は比叡山、真北は下鴨からの北山、北西に義経が籠った鞍馬山等、都は山に囲まれており、現在でもその風情を感じる事が出来る。

またこの作品で面白いのが正五位という位階を保廣が受けたという歴史事実を伝える文化財としても価値があり、幕末の京金工の加茂保廣が身分の高い人物であったと伝える貴重な資料である。江戸時代当時は刀匠や金工師が官位を頂く程、身分が高かった。

大きさ(縦)8,5cm(横)7,67cm(重ね)0,4cm

附:保存刀装具鑑定書 Hozon paper(銘)正五位加茂保廣 花押  Syogoi Kamo Yasuhiro

価格:15万円   Price: 150,000 JPY

【鍔】無銘(古甲冑師)”輪宝透” 売約済

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良くこの状態で現代まで伝わった事を先人に感謝したくなる古鍔の名品で、数ある古甲冑師鍔の中でもここまで鉄鎚目地が美しいと感じたのは初めてに近い程、地金の景色が素晴らしくまた細い線の一本一本、丸線の細さの曲美、長いこの鍔の歴史の中で、刀装具として刀に装着された歴史が少ないであろうと推測できる程、刀櫃穴の形状の良さなど、素晴らしい古甲冑師鍔である。

大きさ:(縦)8,7cm(横)8,71cm(重ね)0,3cm

附:保存刀装具鑑定書 無銘 古甲冑師

価格 ”売約” 致しました。 千葉県 御人 有難う御座います。

【鍔】無銘(林藤八)”竹透図”

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鍔全体で竹を表現しており、伸びやかで優雅な竹葉に水墨画の様な繊細な毛彫りの線、全体的に透かしの線が丸みを帯びた技法は肥後金工大家の初代林又七のそれを踏襲しており、まるで竹葉と幹が丸みを帯びて立体的に浮き上がっているように見せる技法は圧巻であり、しかし葉先は直線的に透かしており、仔細に見れば見る程、構成の良さ、図案の良さが伺える。

林藤八は林家三代目の大家であり、この作品も林家の御家芸である図案を藤八らしく大振りで堂々と個性を表現しており肥後金工の名品である。

大きさ:(縦)7,8cm(横)7,66cm(重ね)0,53cm

附:特別保存刀装具鑑定書 無銘 林藤八

価格:40万円