買取Q&A

(質問01)
Q:刀剣は誰でも所持出来るのですか
A:はい。刀剣に付属する登録書があれば、誰でも所持出来ます。

 

(質問02
Q:古い部屋を整理したら、刀剣類が出てきたのですが、どうすればいいですか?
A:所轄の警察署に持参し、発見届を頂いて下さい。それから指定の教育委員会で刀剣の審査を行い、登録書が発行されます。

 

質問03
Q:相続、または譲渡した刀剣類を子孫へ残したいのですが、どのようにすればいいですか?
A:刀屋さんに行き、刀剣の所持名義を依然の所有者から本人に変更する、名義変更書類を頂き、教育委員会に提出すればそれで完了です。

 

質問04
Q:刀剣類を維持出来ないので売却したいのですが、必要な物等はありますか?
A:刀剣の登録書が必要です。それと付属する刀剣の鑑定書や刀装具なども、もしあればお値段の査定に影響されます。もしご興味が無いようでしたら、錆が深くなる前に処分されたほうが刀剣の為になります。

 

質問05
Q:刀剣を購入したいのですが、どうすればいいですか?
A:刀剣の歴史は1000年以上もあり、様々な刀剣が存在しています。如何なる刀剣も日本の大事な文化財です。それを所持し、保存していく為には作法や知識も大事です。まずは本屋さんで刀剣入門書などを読み、少し勉強されてから信用の出来る刀屋で購入されるのが良いでしょう。

 

質問06
Q:刀剣を持ち歩くと銃刀法違反になりませんか?
A:原則として登録書があれば、違反になりません。ですが、基本的に現代では刀剣はご家庭に大事に保管し、日本の歴史資料として残していくべき物です。 刀剣の研ぎや鑑定会、刀剣の査定等の理由を除き、むやみに持ち出しすると違反になる場合もあります。

 

質問07
Q:興味があるが敷居が高いのでどうすればいいですか?
A:日本刀文化は我々のご先祖様達が如何なる状況に置かれても大事に守ってきてくれたので、今があります。そして全ての骨董がそうであるように、すべてが一点物で全く同じ変わりになるような物は存在しません。その大事なものを残していくために、然るべき知識と作法は必要なので多少敷居が高いですが、我々は歴史や先祖の足跡を知る権利があります。しっかりと心構えをされてから刀剣文化を勉強されたら良いでしょう。

 

質問08
Q:刀剣はどんな人が買うのですか?
A:良くある質問ですが、刀剣は武器である以上に武士の魂で、歴史上、表道具とされ、非常に崇高な日本美術工芸の集大成です。やはり歴史を深く勉強された方や日本美術に理解のある方など、知識人が多いです。

 

質問09
Q:刀剣の手入れは難しいのですか?
A:簡単です。刀剣は蛤刃となっている場合が多く、刃筋が入らないと切れない場合が多いです。然るべき手入れ作法を身に着けていれば、けがをすることはないでしょう。

 

質問10
Q:刀剣の値段は高いのですか?
A:色々ありますが、我が国の国宝として存在するものから、一般的なお百姓さん用の刀まで様々あります。自動車の歴史が百年弱ぐらいで今では数えきれないほどの車種があるように、刀剣は以前、人間の生活の一部でしたので、十倍の千年以上の歴史があり、現存数も種類も多いです。美術的価値や歴史資料的価値のあるものが現代では一般的に美術刀剣として高額で取引されておりますが、居合のお稽古用にお手頃で取引されている刀剣も御座います。

 

(質問11)
Q:知り合いの外人さんが日本刀を所有したいと言ってます。 外人さんでも所持または国に持ち帰ったり等出来るのでしょうか?
A:その方のお国の法律に寄りますが、我が国が指定した国宝と重要文化財を除き、海外へ持ち出す事は可能です。購入した刀剣商で海外に持ち出す手続きを代行して行ってもらうのが、一般的です。