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【鍔】無銘(古金工)”波図”

0847

片面は荒々しい波濤図を毛彫りで古金工らしく時代を感じられる表現方法で、また片面は木瓜形に区切られた部分に少し穏やかで均等な波をまた表現しており、強弱と緩急が表れており、室町末期の戦国の時代の作品に武士達の心を鎮めて穏やか […]

【鍔】無銘(甲冑師)”歳寒二雅透”

0846

大振りの透鍔に梅、竹を描いた歳寒二雅図で狐が月を見上げているのであろうか、甲冑師らしいざんぐりとした鉄地に薄手で線細く繊細であり、渋味の強い甲冑師鍔ではあるが、この作品は画題的であり、少し時代が下がった鑑定ではあるが、良 […]

【鍔】無銘(赤坂)”猩々留守模様透”

0845

  中国の伝説上の生物である猩猩(しょうじょう)は日本では能楽の演目などがあり、現代では語り継がれる事が少なくなった日本の歴史文化である。酒を好み、全身が体毛で覆われ、赤毛ともいわれる生物でその留守模様はまた面 […]

【鍔】無銘(水戸)”雲龍図”

0843

耳に至るまで全面に魚子地を敷き詰め、雲の隆起を平面なキャンパスである鍔面に高低差を付ける事で表現し、その雲の内から現れるとぐろを巻いた躍動感のある龍が金色絵で豪華に表現されている鍔で、やはり幕末の水戸金工は都会的で洗練さ […]

【鍔】無銘 ”羅生門図”

0835

まず形よく大振りな赤銅透の鍔である点が良く、また今となっては若い女性の間で知らない人がいない程、有名になった名物 童子切安綱の国宝の由来である、源頼光の大江山酒呑童子退治図である。 武士と鬼は双方睨み合って迫力があり、ま […]

【鍔】山科住定義作 ”双龍南蛮模様図”

0834

これまた非常な珍品で現存する資料が少ない為、今後の研究を待つ作品であるが、一見して長崎の平戸住国重の作風で鎖国されていた江戸時代に南蛮文化が開き、刀装具にも多く残した南蛮作品ではあるが、東海道の終点である当店近くの三条大 […]

【鍔】無銘(間)”花桐図”

0833

非常に綺麗な碁石形に生ぶ覆輪でサハリ象嵌という独自の技法を施して、独特の美を創作した間派の名品である。 桐花が独特の配置で家紋鍔のような上品さと高貴さがキチンと表現されており、武骨でありながら、腹心には常に誇りと美意識を […]

【鍔】無銘(長州)”輪違透図”

0832

とてもシンプルな作品であるが、良く観ていくと重なる全ての丸は交差点で下を潜っておりその他交わっていない部分を少し上に持ち上げる事によって全体的に均等な高低差があり、幾何学のような仕掛けが面白い よく長州作品は鉄の超絶技巧 […]

【鍔】(印銘)常重 ”孔明図”

0830

一幅の絵画の様な作風が人気の常重作品であるが、いつの時代も愛好されている三国志諸葛亮孔明図は特に人気高い。 この作品はとても穏やかな孔明が読書を嗜み憩っている図は鑑賞する者の心落ち着かせ、日々の喧騒を忘れさせてくれる。 […]

【鍔】無銘(伝光忠)”蔓草図”

0829

於多福木瓜形の独特な形状により、時代の漆が時代経過により部分的に表面に残り、より一層の深淵な美が創造されており、刀装具の美として格調高い。 桃山期は特に日本美術のルネッサンスとも云え、刀装具でもその時代の風を感じられ、後 […]