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【鍔】弘壽(花押)”風景図”

0743

正に水墨画を観るような水戸の作品らしい上品で洗練された一品である。時は幕末、水戸徳川家の御膝元にて発展した水戸金工派は時代の気風を取り入れ、また水戸学と云われる朱子学や国学等様々な分野を取り入れた学問で尊王攘夷思想の基盤 […]

【鍔】無銘(古赤坂)”桐透図”

0713

古雅な雰囲気で典型的であり、耳の鉄骨も良く現れており、古赤坂でも名鍔と云えるであろう。この様な作品を手本とし、後の江戸時代初期の肥後金工大家達が独自の桐図を表現した多くの名品は大名道具として日本の刀剣、刀装具文化を発展さ […]

【鍔】無銘(会津正阿弥)”竹虎図”

0697

極上の赤銅魚子地に凛とした竹の元で毛づくろいをする虎の姿に荒れ狂う風を強弱の片切彫で表現し、静と動を表し、まるで動乱の時代を悠々と生き抜く剛虎の様であり、武士道精神を腰元の命や御家を守る道具に表現した刀装具文化は現代では […]

【鍔】和田一真門 安達幽斎真早(花押)

0694

安達幽斎は備前国河辺村で守谷宮五郎の子として生まれ、十七歳で京都に出て和田一真の門人となる。三十二歳から師の雅号の幽斎を継承して、天保年間に真速と改名した。真早とも銘を切る。 明治維新後は鷹ヶ峰に児童画教習所を作り、友禅 […]

【鍔】信古堂 ”月下群烏図”

0671

初代の鷲田光時は出羽国庄内に住し、江戸へ出て柳川直光に師事し、光時の工銘を許され、帰郷後に藩工となり酒井家から三人扶持を支給される。先祖は越後国福井の人で松平家の武士であった。 庄内藩好みの小さ刀拵え用の四分一磨地に御多 […]

【鍔】無銘(林藤八)”四方笠文透”

666

鉄地とは思えない程の漆黒の地金は引き込まれる程、深く櫃穴の形状や切羽台の特徴、透かしの線は直線的では無く、肥後金工林家流の美意識を投影した作品であり、常の肥後作品とは品格が一段と高く、流石に無銘藤八と極まった作品である。 […]

【鍔】無銘(加賀後藤)”竹橋に白鷺図”

0606

美しい丸形にしっかりと美術的な配置、極上の献上魚子地に美しい金色絵の波橋図、そしてさらに金覆輪によって図案を一層格調高く仕上げた、丁寧且つ完璧な献上鍔である。 手元に極小の美術品を鑑賞する時間は精神を安定させ、豊かな心に […]

【鍔】無銘(埋忠)”菊桐紋唐草図”

0589

極上の献上赤銅を使用しており、洗練された漆黒の艶がこれ以上ない優雅さを表現しており、とても高貴である。 我国では古来より、儀式やその日に会う位の高い人物等に応じて、服装であったり、腰に差す刀剣、刀装具の掟があり、物言わぬ […]