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【鍔】(銘)野村正英(花押)”沢瀉図”

0785

鍔の最上位としてまた献上鍔として最高の格高い赤銅無垢地に魚子地を撒き散らした鍔は大名家の注文作品である事が多く、この作者である野村正英は蜂須賀家の御膝元である、阿波徳島住で秀五郎といい、野村正光の子で野村家の七代目である […]

【鍔】無銘(西垣)”桐図透”

0784

耳全体から鍔中心まで伸びやかな木の幹の丸みを帯びた鉄味の良いネットリとした透かしは樹木が持つ潤い感が表現されており、三つの堂々とした桐図は誇らしく堂々と雅であり、肥後西垣家流の美意識を表現しており、典型作であり代表作と云 […]

【鍔】無銘(庄内)”対鶴亀菱紋松竹図”

0779

身体健全、長命である事が人間最大の幸福であり、福寿極まりない図案の鍔である。竹の彫口は真っ直ぐと力強く、松の彫口は荒々しくも伸び乱れた若松葉が生命力溢れ、向かい合った鶴と亀の図は紋様のように象徴的であり、耳に施した繊細な […]

【鍔】無銘(尾張)”抱茗荷雁金透”

0778

大振りで肉厚があり、ゴツゴツとした武骨な鍔で、典型的な尾張らしい鍔である。細い線と太い線の調和がとれて繊細であり、鉄味の良さと鍛錬の後が分かるモリモリとした鉄地は手にしっかりと重量感もあり、近年多く出回っている時代の下が […]

【鍔】無銘(京透)”文銅繋透図”

0776

ほぼ完璧な保存状態に麗しい鉄味が素晴らしく、良質な鉄を心ゆくまで堪能出来、そして透かしの線を一本一本目で追うと非常に複雑な構図に丸みを帯びた透かしの線が鏨で透かした技法を証明しており、そして耳の状態の良い点、普段の京透か […]

【鍔】小田原住正次 ”紅葉図”

0775

耳や切羽台より一段下げた地に石目地を施し、浮き上がるように表現した紅葉の葉の一枚一枚が立体的で上に向かって伸びやかで生命力の溢れる表現方法は武州伊藤派の様な都会で洗練されたデザインである。幕末志士達の腰を飾るには丁度武骨 […]

【鍔】無銘(間)”松竹図”

0772

非常に形の良い丸型、丸耳、小柄笄櫃穴の形状のキャンパスに砂張象嵌で左右に松竹を施した、間の美術性を存分に発揮した作品である。手にとり、光の角度で浮かび上がる砂張象嵌は様々な景色を魅せてくれており、茶道具のように奥深い美術 […]