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【鍔】無銘(肥後)”清白図”

0897

さて、これまた非常に興味深い作品である。一見普通に古金工鍔ではあるが、極めでは肥後とある。とある日に刀剣商に遊びに行き、とても気になったので購入したのだが、とても興味深い。 とても時代を感じる山金地は味わい深く、形もとて […]

【鍔】無銘(吉岡)”紲革図”

0896

典型的な献上鍔である。 吉岡家は徳川家専属の金工家で、主に大名家からの献上品を作成する一派である。 時代魚子地がとても上品で大人しく、耳の回りに紲革を金色絵で表現する事により、拵えに付属した際に視観に訴えてくるようにデザ […]

【鍔】無銘(刀匠)”素紋図”

0892

一見ただの板鍔に見えるが、古鍔愛好家の間では、刀匠、甲冑師は特別な価値観を備えており、この作品は鉄地の槌目地が良く表れており、特徴である薄手の造り込みではあるが、手にずっしりと重量を感じ、また小柄櫃穴も時代が上がる特徴の […]

【鍔】無銘(応仁)”霞文図”

0880

古刀匠や古甲冑師鍔のように時代の上がる鍔は独特な味わいがあり、鉄のゴツゴツとした武骨な味わいや経過年数をしっかりと感じられる彫物の枯れた後や霞紋の残り具合等、古鍔を鑑賞する上で劣化=欠点にはならず、逆に美点として評価する […]

【鍔】無銘(南蛮)”波濤雲龍図”

0876

これまたどのような注文にて製作されたのであろう、巨大な鍔でとても面白い。切羽台や耳より鋤出高彫で彫られた、高い龍図の表現や、さりげなく使用されている金、銀、銅の象嵌が控えめであり、兎にも角にもこの大きさは特筆すべき特徴の […]

【鍔】無銘(赤坂)”武蔵野透”

0875

赤坂といえば武蔵野図や時雨亭図等が代表的で、赤坂派の図案構成や美意識を継承し、幕末まで様々に表現された作品があり、多様性を楽しむ刀装具文化としても、研究対象として興味深い。 伸びやかな線の重なりに三日月が特徴的な図案で、 […]

【鍔】無銘(京透)”左右二階菱車透図”

0858

気持ちの良い京透の典型作で切羽台縦に伸ばしたような形状で刀櫃穴大きく、左右に張らない切羽台の形状は時代の上がる京透である事を証明しており、線の美しさの究極の美として京透に及ぶものはなく、この作品はそれである。また厚さも0 […]

【鍔】無銘(水戸)”雲龍図”

0843

耳に至るまで全面に魚子地を敷き詰め、雲の隆起を平面なキャンパスである鍔面に高低差を付ける事で表現し、その雲の内から現れるとぐろを巻いた躍動感のある龍が金色絵で豪華に表現されている鍔で、やはり幕末の水戸金工は都会的で洗練さ […]