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【鍔】無銘(伝平田)”左右州浜透”

0895

平な鍔な為、写真撮影が難しくこの作品の美しさの半分も御伝え出来ないですが、とても味わい深い鍔である。古金工のそれとはまた違い、肥後の美意識は自然ではあるが、完璧に計算されつくした設計と仕事ぶりであり、素晴らしい 特徴的な […]

【鍔】無銘(大野)”松皮菱紋透”

0894

やはり大野鍔の醍醐味である、この圧巻の厚みが特徴である。 金山鍔や尾張鍔に通じ、独特な武骨なゴツゴツとした味わいや金山程、強くない鉄骨の隆起、手に持った際の重量感など、特徴が良く表れている作品である。 上品な京透や赤坂鍔 […]

【鍔】無銘(刀匠)”素紋図”

0892

一見ただの板鍔に見えるが、古鍔愛好家の間では、刀匠、甲冑師は特別な価値観を備えており、この作品は鉄地の槌目地が良く表れており、特徴である薄手の造り込みではあるが、手にずっしりと重量を感じ、また小柄櫃穴も時代が上がる特徴の […]

【鍔】無銘(応仁)”霞文図”

0880

古刀匠や古甲冑師鍔のように時代の上がる鍔は独特な味わいがあり、鉄のゴツゴツとした武骨な味わいや経過年数をしっかりと感じられる彫物の枯れた後や霞紋の残り具合等、古鍔を鑑賞する上で劣化=欠点にはならず、逆に美点として評価する […]

【鍔】(銘)安親(四代)”寒山拾得図”

0879

初、二代安親は日本金工史を代表する名工であり、刀装具を扱う者で知らない者がいないくらいの有名工であるが、この作品は後代の四代安親作である。 若年の作であろうか、片切彫の鏨使いが力強く、あくまで人物表現は繊細な鏨使いで、中 […]

【鍔】無銘(南蛮)”波濤雲龍図”

0876

これまたどのような注文にて製作されたのであろう、巨大な鍔でとても面白い。切羽台や耳より鋤出高彫で彫られた、高い龍図の表現や、さりげなく使用されている金、銀、銅の象嵌が控えめであり、兎にも角にもこの大きさは特筆すべき特徴の […]

【鍔】無銘(赤坂)”武蔵野透”

0875

赤坂といえば武蔵野図や時雨亭図等が代表的で、赤坂派の図案構成や美意識を継承し、幕末まで様々に表現された作品があり、多様性を楽しむ刀装具文化としても、研究対象として興味深い。 伸びやかな線の重なりに三日月が特徴的な図案で、 […]

【鍔】無銘(古赤坂)”桐五本矢透”

0873

  手元を保護する目的の鍔という金具にも日本人は美意識や精神性を反映し、美術品に昇華した文化を現代の次の世代にも伝えていかなければ、と日々感じておりますが、この鍔も簡単には表現出来ない歴史や文化を孕んだ作品であ […]