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【鍔】無銘(会津正阿弥)”竹虎図”

0697

極上の赤銅魚子地に凛とした竹の元で毛づくろいをする虎の姿に荒れ狂う風を強弱の片切彫で表現し、静と動を表し、まるで動乱の時代を悠々と生き抜く剛虎の様であり、武士道精神を腰元の命や御家を守る道具に表現した刀装具文化は現代では […]

【鍔】無銘(水戸)”源為朝図”

0696

この刀装具の画題は曲亭馬琴作の伝記物語、椿説弓張月のとある場面で、源為朝の武威痘鬼神図としても有名である。源為朝は巨体で気性が荒く、剛弓の使い手で剛勇無双と云われており、一般的は図は鬼を退治する場面が多く描かれているが、 […]

【鍔】唐津住正国 ”杏葉牡丹紋図”

0695

伊藤正国は唐津住や武州住と銘し、特徴的な糸透しが素晴らしく、その透かしを良く見てみると数カ所のみ完全に透かさず、抜け落ちないように工夫しており、どのような鏨や道具を使用してこの糸透技法を確立したのか、興味深い技術である。 […]

【鍔】和田一真門 安達幽斎真早(花押)

0694

安達幽斎は備前国河辺村で守谷宮五郎の子として生まれ、十七歳で京都に出て和田一真の門人となる。三十二歳から師の雅号の幽斎を継承して、天保年間に真速と改名した。真早とも銘を切る。 明治維新後は鷹ヶ峰に児童画教習所を作り、友禅 […]

【鍔】無銘(正阿弥)”市女笠透”

0684

中々に堂々とした大作で、この鍔を装着する刀剣は如何にも豪壮な一振りであったであろう、正阿弥と極まった状態の良い美しい鍔である。 網代で編まれた傘はとても立体的で、紐の表現もとても丁寧な仕事であり、見れば見る程、出来の良い […]

【鍔】無銘 ”双竜図”

0681

打ち寄せる波の力強さと繊細さ、立ち昇る雲から出る咆哮した龍、細部に亘り妥協なき仕事の施し、そして赤銅を透かすという贅沢な作品で、また時代も表しており、上級武士の表差しの腰を飾りまた身分の高さを鍔で表す当時の文化も象徴して […]

【鍔】信古堂 ”月下群烏図”

0671

初代の鷲田光時は出羽国庄内に住し、江戸へ出て柳川直光に師事し、光時の工銘を許され、帰郷後に藩工となり酒井家から三人扶持を支給される。先祖は越後国福井の人で松平家の武士であった。 庄内藩好みの小さ刀拵え用の四分一磨地に御多 […]

【鍔】無銘(古金工)”猿猴捕月図”

0670

武士の腰に差した己の魂の象徴道具に誡めとして刀装具画題として、好まれる猿猴捕月図である。時代が下がるにつれ、刀装具にも絵画的表現方法が確立するが、この図案はどこか古雅で稚拙な表現であり、古金工らしい作品である。 大きさ: […]