カテゴリー別アーカイブ: 装具

【笄】無銘(古金工)”藻に香魚図”

0746

時代の上がる古笄で珍しく絵画的で描写良く、美濃系とも断定出来ず、古後藤系とも云えず、典型的な古金工の作品である。彫深く下がり、藻の隙間にて憩う、鮎の表現の鏨が荒々しくとても味があり、またウットリ技法では無く、古い色絵の技 […]

【笄】無銘(加賀金工)”桜に帯図”

0745

極上の赤銅磨地が光沢があり、美しく、また図面にびっしりと敷き詰められた桜図と中央に帯図がとても品格高く美しく、時代のある黒漆塗鞘を飾るには十分な作品である。また添紋では無く、彫り込んだ丁寧な仕事も評価出来、上品である。 […]

【縁頭】弘義(花押)”桃太郎昔話”

0741

御爺さんは山へ芝刈りに、御婆さんは川へ洗濯へで、日本人であればすぐに童話、桃太郎を連想するであろう。作者の打越弘義は水戸金工を代表する名工、打越弘寿の門人で流石、一見してすぐに打越派の作品であると判断出来る作品。 とても […]

【目貫】際端銘 平田・就将 

0740

厚手でしっかりとしており、短刀合口拵に出し鮫着柄等で使用出来るであろう、家紋の目貫で、銘が平田就将とある。先代の名工、平田春就没後の天保年間に憤例により将軍家に拝謁して九代目の家督相続を許され、十人扶持の俸禄を支給される […]

【縁頭】無銘(肥後)”波濤図”

0734

力強く深く彫り込んだ鋤出彫の波濤図は西垣家の御家芸とも云え、彫り口と表面に残った時代の経った漆が景色となり深い味わいとなっている。 大きさ:(縁)縦3,74cm 横2,12cm(頭)縦3,17cm 附:保存刀装具鑑定書  […]

【縁頭】常直(花押)”老師童図”

0728

如何にも町彫りの作品で寺子屋にて老師が教鞭を取っている場面であろう、四分一地を磨き込みで図案を明るく表現し、繊細な彫口にとても控えめな金象嵌でとても穏やかで和やかな作品になっており、平和な時間をゆったりと感じられる。 常 […]

【縁頭】無銘 ”三国志図”

0726

現代では様々な解釈、角度から三国志物語を表現しており、小説や映画、漫画にテレビゲーム等、三国志を知らない日本国民が居ないであろう程、馴染みのある物語であり、古来では兵法として、学問として、人格形成の哲学として長い間学ばれ […]

【縁頭】桑老斎利政 ”鉄拐仙人図”

0708

図で一番著名なのが、奈良派乗意の作品であるが、乗意の鉄拐仙人は魂を浮遊させたのち元の体に戻ろうとすると体は始末されており、そこにあった乞食の亡骸に入って生き返るという図を表現しているが、こちらの江川利政の作品は魂を七日間 […]

【縁頭】無銘 ”祇園社頭図”

0706

京都店の近所にある八坂神社の御縁の御蔭であろうか、度々本ページで祇園社頭図の作品は多く御紹介させて頂いておりますが、この作品も鳥居、人物である賊と源忠盛の表現が素晴らしく、赤銅魚子地に様々な図案が腰高く、素銅、銀、金、赤 […]

【縁頭】大森秀知(花押)”芦蟹図”

0704

大森秀知は江戸時代末期の仙台の出身で大森英秀の門人、一玉堂英知の子で父の没後に二代英知を襲名したが、まもなく秀知と改める。その後多く門人を輩出した良工であり、江戸両国に住した。 作風は大森式で上品且つ、大胆に下絵を練り丁 […]