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【鍔】長州萩住友富作 ”鉄線透鍔”

0856

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幕末の長州鍔らしく武骨で力強く時代を表しており、鉄味も良く、鉄線花が漆黒の鉄地に水墨画の様に澄んだ黒を携え、幕末武士の雅さと芯の強さが表現されている。

河治友富は弥平次といい宝暦二年二月二十八日に家督を相続し、毛利家の藩工となる。

大きさ:(縦)8,21cm(横)8,2cm(重ね)0,51cm

附:特別保存刀装具鑑定書 長州萩住友富作 Chousyu Hagi Ju Tomotomi Saku

価格:16万円  Price: 160,000 JPY

【鍔】無銘(肥後)”霞桜花雁透”

0855 0855-1 一見して肥後鍔であることが分かる程、典型的な図案、鉄味である。特に大鍔は堂々としており、中々大きい肥後鍔の存在感は素晴らしく、また小鍔の方は少し時代が上がるように感じられ、桜の毛彫りも鮮明に残っており、大名差しの肥後大小外装の手元を飾っていたのであろう。

大きさ:大 (縦)8,0cm(横)7,7cm(重ね)0,5cm

小 (縦)7,22cm(横)6,88cm(重ね)0,47cm

附:保存刀装具鑑定書 無銘 肥後 Mumei  Higo

価格:23万円  Price: 230,000 JPY

【鍔】無銘(甲冑師)”八幡梵字透” 売約済

0854

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これまた甲冑師鍔の中でも意匠が面白く、大振りで薄手の特徴ながら、左右地透での梵字の表現等、とても繊細且つ、絵画的であり、上下の八幡の文字もとても味があり、どのような太刀に装着されていたのか、また鍔単体として大事に保存されていないとここまでの完品で現在まで残っていないであろう。江戸期には古鍔は古鉄として再利用されていたともあるが、この作品の存在感は圧倒的で現在まで大事に伝わってきた。

大きさ:(縦)9,7cm(横)9,6cm(重ね)0,3cm

附:特別保存刀装具鑑定書 無銘 甲冑師  Mumei Kacchushi

価格 ”売約” 致しました。 御人 いつも有難う御座います。

【鍔】無銘(鎌倉)”紋散透鍔”

0853

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とても薄手でゴツゴツとした鉄鎚目地の質感や細い透かしの線、鉄骨のように見られる地肌の隆起の模様等、古鍔として味わい深く、また鉄味が良い鎌倉鍔である。竹の葉や木瓜紋が鉄の隆起でうっすらと表現されている部分等、時代の下がる鍔では見られない表現であり、透かしの線の丸さ等、見所の多い古鍔である。

大きさ:(縦)7,5cm(横)7,42cm(重ね)0,29cm

附:保存刀装具鑑定書 無銘 鎌倉 Mumei Kamakura

価格:15万円  Price: 150,000 JPY

【小柄】無銘(後藤廉乗)”野の宮図”

0852

0852-1日中は参拝客で賑やかな神社仏閣、対象的に夜は清閑な張り詰めた空気さえ感じれる宮を表現したとても雅で上品な画題である。 鳥居を拡大して拝見すると、美しい丸みを帯びた、丸太の質感がゴツゴツと古木材の表現がとても素晴らしく、また魚子地の時代経過による枯れた感じもまた美しく、美術的な作品に更に時代経過という味付けが備わった後藤家らしい作品である。

附:特別保存刀装具鑑定書 無銘 廉乗 Mumei Goto Renjo

価格:16万円  Price: 160,000 JPY

【三所物】無銘(後藤)”大黒天図”

0851-8

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見事に揃った作域の三所物で保存状態も頗る良く、金具使用感も少なくとても状態が良い。素晴らしく細かい赤銅魚子地は手擦れ感も全くなく、製作当時の状態を保った程の美しい仕上がりで、とても貴重である。

後藤家は古い添紋を使用し後代に仕立て直す作品も多く存在し、また古来より将軍家に刀装具製作を任された中、古後藤への研究と技術の継承がとても大事にされており、江戸期に入ると数多くの作品が古い作品からの創作や継承作が造られた。

この作品は寒山先生の箱書きには程乗作と極められており、後藤家のその当時のオリジナル三所物としてまた貴重で、元来は目貫は大小の作があったようで、大目貫は古後藤の大黒目貫が存在していた模様。 旧所有者と伝来の良さも伺える作品で貴重である。

目貫大きさ(左図)横2,9cm(右図)横2,98cm

附:特別保存刀装具鑑定書 無銘 後藤 Mumei Goto

価格:45万円  Price: 450,000 JPY

【小柄】無銘(脇後藤)”獅子牡丹図”

0849

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何よりも華やかで腰の高い牡丹獅子図の金添紋が豪華である。漆黒で武骨な外装にも、華やかな外装にも、そして鎌倉古名刀の短刀の合口拵えにも合うであろう牡丹獅子図は安定の人気を誇り、また刀装具単体としても秘蔵の一品となる作品である。

附:保存刀装具鑑定書 無銘 脇後藤 Mumei Waki Goto

価格:16万円  Price: 160,000 JPY

【鍔】無銘(古金工)”紋散図” 売約済

0848

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古い野太刀に装着していたであろう質素で大人しいが、時代経過による表面の漆の剥がれ具合や、後の彦三等の肥後鍔に通じるような、落ち着いた素銅地の色合いが味わいとても深く、また見た目より手に取ると感じられる重厚感もやはり長尺な太刀に装着されていたであろう、手元の重みを助ける機能性も完備した設計でとても味わい深い

大きさ:(縦)8,48cm(横)8,18cm(重ね)0,46cm

附:保存刀装具鑑定書 無銘 古金工 Mumei Kokinko

価格 ”売約” 致しました。 東京都 御人 有難う御座います。

【鍔】無銘(古金工)”波図”

0847

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片面は荒々しい波濤図を毛彫りで古金工らしく時代を感じられる表現方法で、また片面は木瓜形に区切られた部分に少し穏やかで均等な波をまた表現しており、強弱と緩急が表れており、室町末期の戦国の時代の作品に武士達の心を鎮めて穏やかにとの意匠なのであろうか、品がある作品である。

大きさ:(縦)8,0cm(横)7,48cm(重ね)0,33cm

価格:6万円 Price: 60,000 JPY

【鍔】無銘(甲冑師)”歳寒二雅透”

0846

0846-1大振りの透鍔に梅、竹を描いた歳寒二雅図で狐が月を見上げているのであろうか、甲冑師らしいざんぐりとした鉄地に薄手で線細く繊細であり、渋味の強い甲冑師鍔ではあるが、この作品は画題的であり、少し時代が下がった鑑定ではあるが、良い鍔である。

大きさ:(縦)8,7cm(横)8,7cm(重ね)0,38cm

附:保存刀装具鑑定書 無銘 甲冑師(江戸初期)Mumei Kacchushi early Edo

価格:17万円  Price: 170,000 JPY