作成者別アーカイブ: info

【篠山藩主青山家伝来品】飾太刀代 守重 ”重要刀装具”

0908

0908-1

0908-2

0908-3

0908-4

0908-50908-6

0908-7

0908-8

0908-10

0908-9

ここ数百年は資本主義社会が主流であり、その中で現代では高価な古美術品は投資や資産形成の為に取引されている社会が続いているが、刀剣社会も一級品は資産家や会社経営者により、現在でも高値で取引されている。

御作品は刀装具では最上格である飾太刀外装であり、武家社会の登城用の拵えは黒漆塗りの大小拵えであり、武家の儀式用は糸巻太刀拵えで、そして皇室や御公卿さんの儀式の際にはこの飾太刀を佩き、儀式に参加する。

大大名になればなるほど、様々な糸巻太刀拵えや飾太刀を所有しており、それが御家の権力の大きさを表す、表道具となり、各大名がこぞって当時最高の技術を駆使し、製作させていた。

篠山藩主、青山家伝来の御作品はおよそ100年前の昭和初期の売立目録でも当時、758円で取引されており、現在通貨に換算してもおよそ500万円と高額で取引されていた。

江戸時代から明治大正、そして大きな戦乱があった昭和初期の日本の文化を象徴する文化財であり、様々な時代を経過した作品は崇高で貴重であり、日本刀が世界中で評価が高いのも、歴史の証明である文化財であるからである。

附:共箱入り、重要刀装具指定書、守重脇指、篠山藩青山家売立目録所載品

価格:御問い合わせ下さい。

【目貫】(銘)割際端銘 寿親・正とし 売約済

0906

0906-1

これまた何とも面白い作品であろう。非常に大きく表現した鮎とプリッとした貝図がとても愛らしく、江戸風の作品であり、粋である。 寿親は高橋氏で東龍斎、田中清壽の門人で巧手である。

四分一地ではあるが、赤銅のように、黒く落ち着いた色であり、いや、赤銅では表現出来ない色でもあり、画題と変わった作風を上品にまとめている。

大きさ(魚図)6,2cm(貝図)2,8cm

附:保存刀装具鑑定書 割際端銘 寿親・正とし

価格 ”売約” 致しました。 米国 御人 いつも有難う御座います。

【小柄】(銘)後藤光熈(花押)

0905

0905-1

とても珍し色をした緋色銅地に裏は銀板を使用した、個性的な作品である。普段刀装具では余り見かけない色彩は当時の富裕層である、商人の他とは違った作品を!との注文であろうか。刀装具としてはとても目を引き、行く先々で話題となったであろう。

作者の後藤光熈は後藤一乗の兄として余りにも有名で、愛好家の皆様には説明する必要が無い程、人気が高く、また様々な作風があり、何点所持していても楽しいものである。

附:保存刀装具鑑定書 銘 後藤光熈 花押

価格:20万円 Price: 200,000 JPY

【縁頭】(銘)鉄元堂正楽(金印)”玉追龍図” 売約済

0904

0904-1

京都三名工の一人であり、鉄地を扱うと右に出る者がいないといわれた、名工、鉄元堂正楽の作品である。 モクモクと立ち昇る雲を高彫の様に強く表現せず、微細な高低差を利用して光の加減で浮き上がるように見える仕事は流石であり、比較的堅く、金工作業を施し辛いといわれている鉄地でしか表現出来ない境地を見せてくれる。

特に強く表現しがちな龍の爪を雲の隙間から除いたように控えめに表現した様や、強くせりだした龍顔ははっきりとしており、キラリと光る龍の髭や鬣と眼球のみに金を使用し、やはり名工の表現方法は見れば見る程、計算された設計であり、流石である。

大きさ(縁縦)3,6cm(頭縦)3,0cm

附:保存刀装具鑑定書 銘 鉄元堂正楽 金印

価格 ”売約” 致しました。 香川県 御人 いつも有難う御座います。

【縁頭】美乗 ”維摩居士に獅子図” 備中庭瀬藩抱工

0903

0903-1

四分一磨地に佇む維摩居士と牙の鋭い獅子と如意棒図はとても閑静であり、獅子の豪華な金色が特に華やかで目を引く。 金水堂美乗は安原石太郎といい、父の友義に学び美次に師事する。 備中国庭瀬藩の抱工となった。

大きさ:(縁縦)3,55cm(頭縦)3,2cm

附:特別保存刀装具鑑定書 銘 美乗

価格:15万円 Price: 150,000 JPY

【縁頭】(銘)美寿 ”義経弁慶図”

0902

0902-1

毎度美しい刀装具を扱う度に、感嘆させられる。江戸時代の職人達は現代の様な電気もルーペも無い時代に、ここまでの超絶技巧を施した集中力と日頃の鍛錬、そして技術習得までの長い道のり等に思いを馳せると、何が何でも次の100年先の我々の子孫達に伝え、残していきたい使命にかられる。 愛刀家や小道具愛好家の皆様も同じ意見の方々が多く、私財を投じて文化財の保護活動を行われている。

幕末の水戸金工である野田美寿は玉川美久の門人として技術を学んだ。 微細は赤銅魚子地は肉眼では一点一点確認出来ない程、美しく敷き詰められており、ルーペで確認すると義経、弁慶の表情まで確認出来、梅花も金、素銅象嵌を施す等、入念作であり、とても美しい。

大きさ(縁縦)3,8cm(頭縦)3,4cm

附:保存刀装具鑑定書 銘 美寿

価格:11万円 Price: 110,000 JPY

【縁頭】(銘)明祥 ”月夜磯千鳥図” 龍獅堂共箱

0901

0901-1

0901-20901-30901-4

刀装具小道具愛好家であれば、龍獅堂の箱が付いていれば、中身を見るまでも無く、購入意欲が駆り立てられる程、知名度が高い。

鏨廼花の書籍は余りにも有名で、明治金工の名品の殆どが掲載されており、また龍獅堂の箱に入っていると伝来の良さとしてもまた価値の高いものである。

さて、作者の明祥とは井上氏で、井上家は代々加茂神社の社家である。余技として彫技を行い、荒木東明に師事し、中川一匠などとも交遊があった。明治二年には宮中の御用で菊御紋の太刀一腰と短刀二腰を調達した。

大きさ:(縁縦)3,87cm (頭)3,53cm

附:特別保存刀装具鑑定書 銘 明祥 花押 龍獅堂共箱入

価格:38万円 Price: 380.000 JPY

【鍔】無銘(古刀匠)”桔梗透図” 売約済

0900

0900-1

刀装具や刀剣は朝に見える景色と夕方に見える景色が違い、毎日常に発見があり、座右に常に置いて楽しめる美術品であるが、この作品もまた味わい深い。

状態が良く、多少磨き込まれた地鉄はそれこそ見る時の状況により様々な景色を魅せてくれ、手元を守る道具としても使用されてきた遍歴が刀櫃穴の形状や状態から見てとれ、薄手ではあるが、手にずっしりと来る重量も、手持ちが良く、現代に至るまで、様々な歴史を乗り越えてきた、文化財である。

大きさ:(縦)8,49cm(横)8,59cm(重ね)0,39cm

附:保存刀装具鑑定書 無銘 古刀匠 Mumei Ko-Tosho

価格 ”売約” 致しました。 英国 御人 いつも有難う御座います。

【鍔】無銘(甚吾)”陰蝶透双龍図” 売約済

0899

0899-1

これまた肥後金工の様々な特徴が詰め合わさったような志水家らしい作品である。 縁起が良く、特徴ある八角の切羽台は、とても個性的であり、小柄櫃穴の形状も個性的、控えめではあるが、デザインのミソである陰蝶は愛らしく、布目象嵌の双龍は、これまた個性的な描写で、そしてこの作品は更に椀形の鍔である点も、とても個性的で非常に面白い鍔である。

よく見る椀形鍔より、重ねを薄くする事で、ボテっとした感を無くし、耳を椀形の内側に絞りこむ事により、更にスッキリとした設計で、やはりとても上手な鍔工として評価が高いのも頷ける。

大きさ:(縦)8,1cm(横)7,32cm(重ね)0,3cm

附:保存刀装具鑑定書 無銘 甚吾 Mumei Jingo

価格 ”売約” 致しました。 千葉県 御人 いつも有難う御座います。