作成者別アーカイブ: info

【目貫】割短冊銘 石黒・政美 ”秋草図”

0837

0837-1

0837-2

0837-3

0837-4

日本金工史を代表する名工の石黒政美の作品である。 石黒家は特に花鳥の図案が華やかで独壇場の作風を確立し、また華開かせた名家であり、この作品も生花のように広がりがあり、奥行のある様に草花が配置されており、一見して石黒派の作品だと分かる。 またこの時代によく見られる地金(赤銅地や金無垢地)に金、銀、素銅を上に被せるようにそえて仕上げる置金色絵技法は、一層作品を華やかに演出する技法で町彫りの特徴でもある。

大きさ:(左図幅)3,5cm (右図幅) 3,7cm

附:保存刀装具鑑定書 割短冊銘 石黒・政美 Hozon paper Ishiguro Masayoshi

価格:38万円 Price: 380,000 JPY

【鍔】無銘(刀匠)”鉈に円透図”

0836

0836-1これまた鉄鎚目地を存分に楽しめ、味わえる一品である薄手でかなr大振りなしっかりとした刀匠鍔である。 光の加減で所々朱がかった錆色が全体的にあり、また同じように均等に黒く澄んだ鉄味を含むカ所もあり、透かしの際は時代を表す丸みを帯びて柔らかく、櫃穴を埋めてはあるが、それもとても上手で全体的な鉄の味と槌目地とそして錆の凸凹に合わせて設えており、金工師はこの鍔を最大限理解し、仕事を施したのであろう。 近年の埋めではなく、そこもまた時代経過で一見分からない程深く調和している点も美点といえよう。

大きさ:(縦)9,09cm(横)9,18cm(重ね)0,31cm

附:特別保存刀装具鑑定書 無銘 刀匠 Tokubetsu Hozon Mumei Tosho

価格:35万円 Price: 350,000 JPY

 

【鍔】無銘 ”羅生門図”

0835

0835-1

まず形よく大振りな赤銅透の鍔である点が良く、また今となっては若い女性の間で知らない人がいない程、有名になった名物 童子切安綱の国宝の由来である、源頼光の大江山酒呑童子退治図である。

武士と鬼は双方睨み合って迫力があり、また細部に目をやっても細かい仕事が施されており、刀装具として、また手のひらの美術品として、物語や歴史、文化を現代に伝える作品である。

大きさ:(縦)8,32cm(横)8,25cm(重ね)0,5cm

価格:35万円 Price: 350,000 JPY

【鍔】山科住定義作 ”双龍南蛮模様図”

0834

0834-1これまた非常な珍品で現存する資料が少ない為、今後の研究を待つ作品であるが、一見して長崎の平戸住国重の作風で鎖国されていた江戸時代に南蛮文化が開き、刀装具にも多く残した南蛮作品ではあるが、東海道の終点である当店近くの三条大橋や京の東玄関、粟田口の峠を越えた先が山科であり、平戸国重が京に上ってきた際に山科金工の定義に技術を伝えたのであろうか。しかし常人が出来る仕事では無く、類稀な名工の技術が無いと創作出来ない手の込んだ作品な為、平戸国重が山科に住し名前を変えたのか、今後の研究に期待したい作品である。

細部に至るまで非常に細かい仕事で素銅の色は常よりより深い茶色で、裏面の”I97”の文字が表している事が一体何なのか、見れば見る程、想像を掻き立て、ワクワクする作品である。

大きさ:(縦)6,76cm(横)6,03cm(重ね)0,39cm

附:特別保存刀装具鑑定書 山科住定義作 Tokubetsu Hozon paper Yamashina Sadayoshi

価格:30万円 Price: 300,000 JPY

【鍔】無銘(間)”花桐図”

0833

0833-1

非常に綺麗な碁石形に生ぶ覆輪でサハリ象嵌という独自の技法を施して、独特の美を創作した間派の名品である。 桐花が独特の配置で家紋鍔のような上品さと高貴さがキチンと表現されており、武骨でありながら、腹心には常に誇りと美意識を持つ事を表立って表現しない所が、日本人らしいというか、古来の日本人の美意識の象徴とも云え、現代では忘れ去られた価値観や文化、歴史を現代に伝える文化財である。

大きさ:(縦)7,89cm(横)7,8cm(重ね)0,5cm

附:保存刀装具鑑定書 無銘 間 Hozon paper Mumei Hazama

価格:25万円 Price: 250,000 JPY

【鍔】無銘(長州)”輪違透図”

0832

0832-1

とてもシンプルな作品であるが、良く観ていくと重なる全ての丸は交差点で下を潜っておりその他交わっていない部分を少し上に持ち上げる事によって全体的に均等な高低差があり、幾何学のような仕掛けが面白い

よく長州作品は鉄の超絶技巧作品や細かい鏨を使い絵画的なボリュームのある作品を経眼するが、このような幕末の時代を表す武骨な作品もまた存在し、美意識の高い匠が多く活躍していた。

大きさ:(縦)8,28cm(横)8,1cm(重ね)0,61cm

附:保存刀装具鑑定書 無銘 長州 Hozon paper Mumei Chosyu

価格:10万円 Price: 100,000 JPY

【鍔】(印銘)常重 ”孔明図”

0830

0830-1

一幅の絵画の様な作風が人気の常重作品であるが、いつの時代も愛好されている三国志諸葛亮孔明図は特に人気高い。 この作品はとても穏やかな孔明が読書を嗜み憩っている図は鑑賞する者の心落ち着かせ、日々の喧騒を忘れさせてくれる。

大きさ:(縦)7,5cm(横)6,73cm(重ね)0,54cm

附:保存刀装具鑑定書 印銘 常重 Hozon paper Tsuneshige

価格:14万円 Price: 140,000 JPY

【鍔】無銘(伝光忠)”蔓草図”

0829

0829-1

於多福木瓜形の独特な形状により、時代の漆が時代経過により部分的に表面に残り、より一層の深淵な美が創造されており、刀装具の美として格調高い。 桃山期は特に日本美術のルネッサンスとも云え、刀装具でもその時代の風を感じられ、後の大家、埋忠明壽に通じて花開いた。

大きさ:’(縦)7,73cm(横)7,35cm(重ね)0,3cm

附:特別保存刀装具鑑定書 無銘 伝光忠 Tokubetsu Hozon paper Den Mitsutada

価格:30万円 Price: 300,000 JPY

【鍔】無銘(鎌倉)”菊水小透図” 売約済

0827

0827-1

0827-2

薄型で特徴的な角形が時代を感じられ、古文化財としてもとても味わい深い作品である。彫口は至って柔らかく上品な図案をより一層高貴に表現し、小透かしがまた時代を感じられ味わい深い。また四方の角を切る事で、作品を一層引き締めており当時の美意識が奥深い。

大きさ:(縦)7,21cm(横)6,98cm(重ね)0,29cm

附:保存刀装具鑑定書 無銘 鎌倉 Hozon paper Mumei Kamakura

価格 ”売約” 致しました。 ポーランド 御人 有難う御座います。

【鍔】間 ”歯朶図” 売約済

08250825-1

特徴的な碁石形の丸鍔に生ぶ覆輪、そしてサハリ象嵌の手は完全に間の鍔の特徴であり、この作品はとても侘びており茶道具の様であり非常に奥深い、純日本美術である。 全体的に二本の太い枝から伸びる歯朶枝や葉は静かに力強く生命力を表し、また間のサハリ象嵌の場合、少し抜けた部分がまたより一層侘びた感じが強調されて、全く欠点とならず、変えって美術性を高める。

大きさ:(縦)7,04cm(横)7,0cm(重ね)0,5cm

附:保存刀装具鑑定書 間 Hozon paper Signed Hazama

価格 ”売約” 致しました。 東京都 御人 いつも有難う御座います。