日本刀装金工史で京都三名工の一人であり、鉄地作品が特に評価高い鉄元堂正楽の作品である。 小振りではあるが、拡大鏡を使用し、その仕事の細部を拝見するとため息が出る程の圧巻の仕事振りで素晴らしい。
素材として一番加工しにくいといわれている精良な鍛鉄を使用してるが、木工作品の様に柔かく感じる程の超絶技巧の業はやはり名工と誉高い鉄元堂正楽の作品として後世に残し伝えるべき日本の文化財である。
龍の肉付、ウロコの精細さ、盛り上がっている力強い肩や背鰭の品格、勿論顔の細部や圧巻は宝珠を掴んだ爪が三次元のように複雑で、どのように鏨を入れたらこのような仕事が出来るのか、本当に素晴らしい
大きさ:(縦)6,11cm(横)5,8cm(重ね)切羽台 0,5cm
附:特別保存刀装具鑑定書 Tokubetsu Hozon paper
価格 ”売約” 致しました。 香川県 御人 いつも有難う御座います。