【鍔】山科住定義作 ”双龍南蛮模様図” 売約済 これまた非常な珍品で現存する資料が少ない為、今後の研究を待つ作品であるが、一見して長崎の平戸住国重の作風で鎖国されていた江戸時代に南蛮文化が開き、刀装具にも多く残した南蛮作品ではあるが、東海道の終点である当店近くの三条大 […]
【鍔】無銘(林重光)”四方蕨手透” 売約済 これまた写真では御伝え出来ない程の鉄味の深さ、肥後林家から神吉にかけてこういった力作は存在し、愛好家も多い。 一見単純そうに見える鉄鍔は多く存在するが、名工として古来より誉高い理由は細部の意匠と仕事の良さであり、この作品 […]
【刀】大和大掾藤原正則 寛永元年八月吉日 ”売約済” 身幅豪壮、大切先の体配は正に慶長新刀の姿そのものであり、また長物が少ないと云われる大和大掾正則の刀である。 大和大掾正則は一説には山城三条吉則の末裔で、本国は丹後国宮津、越前福居に移り、松平秀康の嫡子、忠直の御抱工となる […]
【鍔】無銘(古甲冑師)”輪宝透” 売約済 良くこの状態で現代まで伝わった事を先人に感謝したくなる古鍔の名品で、数ある古甲冑師鍔の中でもここまで鉄鎚目地が美しいと感じたのは初めてに近い程、地金の景色が素晴らしくまた細い線の一本一本、丸線の細さの曲美、長いこの鍔の歴 […]