【短刀】無銘(伝直江志津)

0748

大志津(志津三郎兼氏)の弟子達、二代兼氏、兼友、兼次、兼信等が直江に居住した事から刀剣界では直江志津と呼ばれている。 出来は板目に杢交じった鍛えに地沸良く付き、刃紋は大小形の違う互の目乱れ、輝く沸と刃中の金筋、砂流し等、 […]

【脇指】(銘)石州住出羽貞綱 ”売約済”

0747

石州貞綱は、正宗十哲として有名な石州直綱の子として初代貞綱、名鑑によると後同名四代の存在を上げており、この作品は室町期に入っての作品で応永頃の三代乃至、四代作と鑑せられる。 この作品は非常に貴重な在銘作で、匂口よく締り、 […]

【笄】無銘(古金工)”藻に香魚図”

0746

時代の上がる古笄で珍しく絵画的で描写良く、美濃系とも断定出来ず、古後藤系とも云えず、典型的な古金工の作品である。彫深く下がり、藻の隙間にて憩う、鮎の表現の鏨が荒々しくとても味があり、またウットリ技法では無く、古い色絵の技 […]

【笄】無銘(加賀金工)”桜に帯図”

0745

極上の赤銅磨地が光沢があり、美しく、また図面にびっしりと敷き詰められた桜図と中央に帯図がとても品格高く美しく、時代のある黒漆塗鞘を飾るには十分な作品である。また添紋では無く、彫り込んだ丁寧な仕事も評価出来、上品である。 […]

【鍔】無銘(尾張)”境内夜景透”

0744

久し振りに良い尾張鍔と御縁賜ったので、御紹介させて頂きます。肉厚しっかりとしており、透かしの線が直線では無く、曲線帯びており、櫃穴としてのデザインの釣鐘は金山鍔のそれを連想するうような丸みを帯びており、鏨で表から、裏から […]

【鍔】弘壽(花押)”風景図”

0743

正に水墨画を観るような水戸の作品らしい上品で洗練された一品である。時は幕末、水戸徳川家の御膝元にて発展した水戸金工派は時代の気風を取り入れ、また水戸学と云われる朱子学や国学等様々な分野を取り入れた学問で尊王攘夷思想の基盤 […]

【目貫】割際端銘 光・美 ”鯛骨図” 売約済

0742

何ともハイセンスで古来の日本文化の一端を覗かせる題材を刀装具の目貫として表現した、この作品の作者は、後藤宗家十五代で幕末の天才、後藤光美である。鯛中鯛という鯛の骨を縁起物として扱っていた文化を、このような作品として残し、 […]

【縁頭】弘義(花押)”桃太郎昔話”

0741

御爺さんは山へ芝刈りに、御婆さんは川へ洗濯へで、日本人であればすぐに童話、桃太郎を連想するであろう。作者の打越弘義は水戸金工を代表する名工、打越弘寿の門人で流石、一見してすぐに打越派の作品であると判断出来る作品。 とても […]

【目貫】際端銘 平田・就将 

0740

厚手でしっかりとしており、短刀合口拵に出し鮫着柄等で使用出来るであろう、家紋の目貫で、銘が平田就将とある。先代の名工、平田春就没後の天保年間に憤例により将軍家に拝謁して九代目の家督相続を許され、十人扶持の俸禄を支給される […]

【鍔】無銘(古刀匠)”堅垂角透図” 売約済

0739

古刀匠の精鉄鍛錬の槌の音が聞こえてきそうな、ゴツゴツとした鍔で、鉄味も潤みがあり素晴らしく、味わい深い古刀匠の鍔である。 以前の所有者は櫃穴の形状を茶道具の懐紙の様であると表現したのを、粋な表現だなと感嘆したものである。 […]