【脇指】無銘(法華兼安)

0732

典型的な南北朝体配で、身幅豪壮、帽子は延び、焼幅広く地刃共に大和気質が示されており、鑑賞高き古名刀である。法華兼安は備後国草戸住、一乗兼行の弟子であり、国分寺助国の孫弟子という。作刀短刀多く、刀は稀ともいえよう。 長さ: […]

【脇指】和州住義忠

0731

  元禄頃の大和鍛冶、珍しい郷土刀で和州添上郡手搔住文殊義忠とも銘を切り、銘を左字に切る左陸奥の一門であろう。現 奈良市天蓋門前町で作刀しており、義忠の後裔は刃物鍛冶として栄えたという。 長さ:一尺二寸一分弱 […]

【目貫】無銘 ”獅子牡丹図” 売約済

0729

牡丹と獅子というとても華やかな図案を大振りで堂々とした薄手の金地に彫り込んでいく作業は時代が上がる様に鑑せられ、獅子の毛並の一本一本を目貫の際まで丁寧に彫っており、後藤派の特徴を表しており、昭和の寒山先生は栄乗作と極めて […]

【縁頭】常直(花押)”老師童図”

0728

如何にも町彫りの作品で寺子屋にて老師が教鞭を取っている場面であろう、四分一地を磨き込みで図案を明るく表現し、繊細な彫口にとても控えめな金象嵌でとても穏やかで和やかな作品になっており、平和な時間をゆったりと感じられる。 常 […]

【目貫】無銘(加賀後藤)”弓矢図”

0727

腰高で厚みもあり、しっかりと堂々とした作品で、また矢の羽の彫口の繊細さは息を呑む程美しく、ルーペで見れば見る程、この作品の素晴らしさが良く分かる家彫りの作品である。 大きさ:(左図横)約3,8cm (右図横)約3,9cm […]

【縁頭】無銘 ”三国志図”

0726

現代では様々な解釈、角度から三国志物語を表現しており、小説や映画、漫画にテレビゲーム等、三国志を知らない日本国民が居ないであろう程、馴染みのある物語であり、古来では兵法として、学問として、人格形成の哲学として長い間学ばれ […]

【鍔】無銘(京透)”数珠繋紋透”

0725

大振りで重ね厚く、鉄味の良い京透かしの名品である。 透かしの線の細さや曲線の繊細さが京透の独特な美意識であり、また見てとれる透かしの線は直線的に透かしたのでは無く、鏨で彫り込んだであろう技法は明らかに時代が上がる作業であ […]

【鍔】蓬莱 ”鶴亀透”

0724

赤坂に習った様な重ね厚く鉄味潤いがあり、大胆な透かしの構図に繊細な毛彫りで図案を表現し、また時代の上がる作品に学んだような特徴的な切羽台を造り込み、味わい深い作品の作者は歴史資料が余り残っておらず、鉄鍔愛好家の中では珍品 […]