【二所物】(銘)松雨斎元親(花押)”放童田舎家図”

0786

日本人が誰しも心に持っている原風景はいつの時代も変わらず、現代では忘れかけている風景なのかもしれない。 川沿いの田舎家に裏には立派な松木がとても品格があり、貧しいながらも豊かな心を持った図なのであろう、また小柄の家畜と戯 […]

【鍔】(銘)野村正英(花押)”沢瀉図”

0785

鍔の最上位としてまた献上鍔として最高の格高い赤銅無垢地に魚子地を撒き散らした鍔は大名家の注文作品である事が多く、この作者である野村正英は蜂須賀家の御膝元である、阿波徳島住で秀五郎といい、野村正光の子で野村家の七代目である […]

【鍔】無銘(西垣)”桐図透”

0784

耳全体から鍔中心まで伸びやかな木の幹の丸みを帯びた鉄味の良いネットリとした透かしは樹木が持つ潤い感が表現されており、三つの堂々とした桐図は誇らしく堂々と雅であり、肥後西垣家流の美意識を表現しており、典型作であり代表作と云 […]

【脇指】(銘)武蔵大掾是一

0781

地刃共に健全かつ豪壮な身幅と焼幅が手にしっかりと重量感を感じさせ、江戸新刀期に備前伝を狙った作品は数多く存在するも、秘技と云われた備前写りまで再現した作者は少なく、貴重である。 この作品は匂口純然と締り、尖刃交じりの備前 […]

【笄】無銘(古金工)”牡丹図”

0780

黒漆塗鞘に笄櫃穴のみ造り、柄は革巻、頭は水牛角、縁辺りに古い離縁を付けて、目貫に金無垢後藤の龍でも巻き込み、この笄を装着して、古名刀、鎌倉備前物か相州物でも一振りあればそれ以上の刀剣は必要無いと焦がれる刀剣愛好家になりた […]

【鍔】無銘(庄内)”対鶴亀菱紋松竹図”

0779

身体健全、長命である事が人間最大の幸福であり、福寿極まりない図案の鍔である。竹の彫口は真っ直ぐと力強く、松の彫口は荒々しくも伸び乱れた若松葉が生命力溢れ、向かい合った鶴と亀の図は紋様のように象徴的であり、耳に施した繊細な […]

【鍔】無銘(尾張)”抱茗荷雁金透”

0778

大振りで肉厚があり、ゴツゴツとした武骨な鍔で、典型的な尾張らしい鍔である。細い線と太い線の調和がとれて繊細であり、鉄味の良さと鍛錬の後が分かるモリモリとした鉄地は手にしっかりと重量感もあり、近年多く出回っている時代の下が […]